心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

心をオープンにすると物事は良い方向に展開していく

 

 

 

私は週一回

ジャズダンスのレッスンを受けているのですが

以前、その週一回のレッスン日を

気が重く感じていたことがありました。

 

好きだから自ら行っているのに

お金を払って、時間を使って

エネルギーを使ってわざわざ行っているのに

気が重く、レッスンが終わると

ホッとして解放された気分になっていました。

 

 

 

今思えば、原因は不安と恐怖だったと思います。

 

具合が悪くなったらどうしよう

恥をかいたらどうしよう

周りに迷惑をかけたらどうしよう

何か困ったことが起きたらどうしよう

と怖くて仕方なかったのです。

 

家の外が怖い。

拘束時間が怖い。

そしてたぶん人が怖い。

 

そうして私の心の中は

不安と恐怖でいっぱいだから

せっかくレッスンに行っても楽しめなくて

ただただ疲れて、だから次に行く時は

気が重くなるのでした。

 

 

 

 

でも、ある時

「もうこんな思いしてレッスンに

行くのは嫌だ。私は楽しみたい。」

と思いました。

 

だから、私は変わることにしました。

 

 

 

どのようにして変わるかというと

世界に対して心を開くのです。

 

今ここに広がる世界に心を開いて

今を楽しむのです。

 

自分の目の前に広がる世界を

充分に味わって楽しむのです。

 

 

不安な時は心は閉じています。

だから、自分の心が閉じていることに気づいて

気づいたら意識して開いていきます。

 

 

 

 

具体的には、物、人、場所など

対象に対して心を開いて繋がり

その対象を喜び、感謝します。

 

そうすると、お互いの良いところを引き出せて

お互いにとって良い展開になっていきます。

 

 

 

私は、自分の目の前の世界を楽しむと決めて

気が重かったレッスンに対して

不安と恐怖を一旦横に置いて

心を開き、今を楽しむことを意識しました。

 

すると、不安や恐怖は感じなくなり

レッスンは軽やかで楽しいものとなりました。

 

そして、そのレッスンが

奇跡のレッスンだったことを思い出したのです。

 

 

 

私が行っているそのレッスンは

そもそも始めは存在していませんでした。

 

私が家の近くでジャズダンスを習いたいと思い

探した時、場所、時間帯、レベルなど

通いたいと思えるところはなかったのです。

 

でも、諦めずに「絶対にある」と信じて

探し続けたら、今のスタジオのオーナーさんが

希望を聞いてくれて、先生を手配し

本当はなかったレッスンを

わざわざ私たちのために作ってくれたのです。

 

それは、曜日も時間も金額も場所もレベルも

先生も振り付けも内容も

すべてが申し分ないものでした。

 

私は、その時

「これは神様から贈られた奇跡のレッスンだ」

と思いました。

 

 

 

それから何年も経って

私は、そのことをすっかり忘れていました。

 

そのことを思い出し

改めてレッスンに通えることに

感謝したのでした。

 

「このレッスンはありがたい場だな。

嬉しいな。」と思いました。

 

そう思うと、もう不安や恐怖には

襲われなくなりました。

 

 

 

 

目の前のことに心を閉ざすのではなく

心をオープンにして

その存在を喜び、「ありがとう」と思うと

物事は良い方向に展開していくのだと

体験できた出来事でした。

 

 

 

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