心のままに〜生きづらさの克服

毒親育ちのアダルトチルドレンが自分を救ってきた日々

本当はどうして欲しかったの?

 

 

 

過去の嫌な出来事の記憶や

それにまつわる感情が

浮かんでくることがあります。

 

それは、ほんの微かだったり

はっきりしないモヤモヤしたものだったり

自分ではそんなに気にしてないつもりだったり

すぐに忘れてしまうものだったりするのですが

それらを素早くキャッチすることを

気をつけています。

 

 

 

出てきた時に素早くキャッチして

忘れないうちに書き出しをします。

 

そうして書き出して感情を感じて

その過去の出来事や感情を浄化するのです。

 

 

 

 

 

面倒くさいからとそのままにしたり

今度やろうと思うと

それらは忘れて流れていってしまいます。

 

流れていくというのは

決してなくなったわけではなく

自分の心の奥底に戻っていってしまう

ということです。

 

そうすると、せっかく上がってきてくれた

もういらない感情を成仏させることができず

心の奥でモヤモヤし続けて

自分の人生の足を引っ張り続けるのです。

 

心の奥のモヤモヤしたものは

現実へと反映されていくからです。

 

 

 

 

そのため、こまめに、その都度、丁寧に

感情の書き出しをすることが大切になります。

これは上がってきたら何度でも繰り返します。

 

 

 

感情の書き出しとはどうするのかというと

とても単純、簡単で

ただ紙に思い浮かんだことを書いていくだけ。

 

紙はノートでも画用紙でもチラシの裏でも

なんでもいいですが、自分で思っているよりも

言いたいことがたくさんあると

紙もその分必要になるので

たっぷり用意するといいと思います。

 

始めはそんなに言いたいことないなと思っても

書き出したら後から後から

溢れ出るということはよくあります。

 

誰にも見せないので、字が汚くても

支離滅裂でも、人に言えないようなことでも

同じことの繰り返しでも、なんでもありです。

 

とにかく心や頭に浮かんだことを

片っ端から書き出していきます。

 

怒りが大きい時は、怒りを表現する同じ言葉を

何度も何度も繰り返すというのは

よくあることです。

 

同じ言葉を繰り返し書いても意味ないんじゃ?

と思うかもしれませんが

ずっと書いてると、ある時ふと

「もういいや」という気分になる時がくるのです。

 

それが怒りの感情が成仏した証拠です。

 

 

 

書き出しは自分の気が済んだら終わりです。

 

書いているうちに

自分の感情が移り変わるのもよくあることです。

 

始めは猛烈に怒っていたのに

怒りが過ぎたら悲しみがやってきて

さらに掘っていったら孤独や自己否定

無価値観、愛されたい気持ちなどが

出てくるのです。

 

この場合、自分の本当の気持ちは

怒りたかったのではなく

孤独や自己否定、無価値観

愛されたいという気持ちです。

 

このような気持ちが出てきたら

今の自分が客観的に見て

愛を持って慰め、励まし、抱きしめてあげます。

 

自分は愛されないと思っていた

自分はひとりぼっちだと思っていた

自分には価値がないと思っていた

自分なんかダメな人間だと思っていた

などという思いが心の傷となり

人生の足を引っ張ります。

 

自分は愛されないと信じていると

本当に愛されない現実が現れますから。

 

なので、こんな弱々しい自分が出てきたら

抱きしめて優しく「それは思い違いだよ」

と教えてあげます。

 

 

 

本当の自分の気持ちに出てきてもらうための

大切な質問があります。

 

それは

「本当はどうして欲しかったの?」です。

 

怒り狂って書き殴って気が済んだ後

「本当はどうして欲しかったの?」と聞くと

素直な本当の気持ちが出てきます。

 

 

 

 

なので、感情の書き出しは

・紙に思い浮かんだことを書く

・本当はどうして欲しかったか書く

・本当の気持ちを自分でわかってあげる

というのがやり方になります。

 

そうすると、最後には

スッキリとした気分になって

「もう終わりだ」とわかると思います。

 

 

 

 

こうして、体に溜まっている感情を

少しずつでも浄化して

クリアしていきます。

 

これが、自分の体のために

心のために、魂のために

やってあげられること。

 

自分を大切にすることです。

 

 

 

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